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北村匠海、山田裕貴、菊池凛子、オダギリジョー、高橋文哉、桜田ひより、小澤征悦、ゆうちゃみ、桐谷美玲
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スト
 東京リベンジャーズ2
 658km、陽子の旅
 交換ウソ日記
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[7月22日アップ]
映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』(4月21日公開)の続編となる映画
『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』の都内で行なわれた大ヒット御礼舞台挨拶
をリポート。
主演の北村匠海、共演の山田裕貴、間宮祥太朗が登壇してクロストークを繰り広げた。
中盤からゲストで主題歌担当のSUPER BEAVER(渋谷龍太、柳沢亮太、上杉研太、
藤原“35才”広明)も参加した。
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サイド バイ サイド
ネメシス
ロストケア
シン・仮面ライダー
零落
リボルバー・リリー
Winny
なのに、千輝くんが甘すぎる。
Sin Clock
エゴイスト
スクロール
金の国 水の国
舞妓さんちのまかないさん
嘘八百
ファミリア
本作は、世界累計発行部数が7000万部を超えた和久井健の漫画「東京卍リベンジャーズ」
の実写映画化。
2021年に公開された前作の『東京リベンジャーズ』は実写映画興行収入No.1の大ヒットを
記録。
今回は「血のハロウィン編」を、前編「-運命-」と後編「-決戦-」を二部作で製作。
興行収入は前編の「-運命-」と合わせてすでに42億円を突破。
(27日には前編の-運命-が終映を迎える)。
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花垣武道役を演じた北村は
作品の大ヒットを受けて「たくさん愛してくれてありがとう
ございます」と挨拶。
山田、間宮は
「皆さんに愛されている作品に参加することができて
嬉しい」と満面の笑み。
作品の反響について北村は
「原作もそうですが男女問わずに愛されている作品
ですし、たくさんの方が愛してくださっているなというのを
感じます。そもそも原作のパワーがすごいというのが
あって…。
撮影は1本の作品として撮っていました。本当に多くの
人が熱中して観てくれています」と話した。
公開中
取材・撮影 福住佐知子

生歌の披露に北村は大感激。
「やばいっす。鳥肌立ったっす。すごいぶっ刺さりました。やばかったっす!」と大興奮。
さらに、北村は
「SUPER BEAVERも東卍の一員だと思っています。『東京リベンジャーズ』の一貫している
メッセージを音楽で貫き通してくれました」と感謝の言葉を伝え、SUPER BEAVERのメンバーを
喜ばせた。
最後に北村は
「一度も諦めずに前に進み続けました。全員が“タケミチ”(北村が演じた役柄)のように何度も
立ち上がって前に進み続けたこの作品を、皆さんが愛してくれているということ。
映画と音楽というものはいつまでも残るものだと思っています。この先もず-っと愛していただければ
嬉しいです」とメッセージを伝えた。
オフィシャルサイト
山田も
「周りにも見てくれるいる人がたくさんいます」。
間宮も
「同業者の中にも観てくれた人が大勢いて、“出たかった
(出演したかった)~”という人が多いです」と話した。
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ストレンジ・ワールド
かがみの孤城
月の満ち欠け
ある男
土を喰らう十二ヵ月
耳をすませば
桜色の風が咲く
貞子 DX
線は、僕を描く
千夜、一夜
7人の秘書 THEMOVIE
マイ・ブロークン・マリコ
犬も食わねどチャーリーは笑う
川っぺりムコリッタ
グッバイ・クルエル・ワールド
イベント中盤、ゲストのSUPER BEAVER(渋谷竜太、柳沢良太、上杉研太、藤原“35才”広明)
が登壇。
SUPER BEAVERの渋谷と柳沢が主題歌の「儚くない」をアコースティック・バージョンで1コーラス
披露する場面も見られた。
「こっちか」「こうだよね」「(マイキー役の)吉沢亮不在なんですけど!」などと、わちゃわちゃ
言い合いながらも、楽しそうにイラストの構図を再現して会場を沸かせた。
登壇者たちに、原作者・和久井健直筆のイラストが
お披露目された。
タケミチ、ドラケン、マイキー、キサキたちが描かれた
イラストの横に「パワー貰いました!! 東リベ2最高!!!」と
いうコメントも記されており、北村、山田、間宮の3人は
大興奮。
北村は、「世界に1枚しかない。本当にすごいですね」。
山田も「わざわざ今日のために―」と大感激。
「この構図での写真を撮っておけば良かった」と、
イラストを再現して見せた。
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https://wwws.warnerbros.co.jp/tokyo-revengersjp/
===ライターのひとりごと===
旬の人気俳優たちの登壇に会場は大興奮。作品は大ヒット公開中。
前編、後編とイッキに観て、興奮の坩堝に入ってしまいましょう。
大満足することお約束します。
[7月15日アップ]
7月28日より全国順次公開
取材・撮影 福住佐知子

映画『658km、陽子の旅』の都内で行われた完成披露試写会をリポート。
舞台挨拶に主演の菊地凛子、共演者のオダギリジョー、竹原ピストル、黒沢あすか、
吉澤健、風吹ジュンとメガホンを取った熊切和嘉監督が出席した。
フォトセッション時には脚本家の室井孝介氏も参加した。
本作は、TSUTAYA CREATORS’PROGRAM(ツタヤ・クリエイターズ・プログラム・
フィルム=TCP)2019脚本部門の審査員特別賞を受賞の室井孝介氏のオリジナル
脚本を原案に、映画化。
6月に中国で行われた第25回上海国際映画祭で、コンペティション部門・最優秀作品賞、
最優秀女優賞、最優秀脚本賞の最多3冠を受賞した。
主人公の陽子を演じた菊地は、
「私たちのチームは会場の中央に座っていて、
右にも左にも出られない状態でした。
『これは(受賞は)ないよね。でも来られて良かった』
と話していたら、名前を呼ばれてびっくりしました」と
予期せぬ受賞だったことを明かす。
20年以上も疎遠になっていた父の訃報を受けた42歳の独身女性・陽子(菊地)が
東京から青森県弘前市の実家までヒッチハイクする旅が描かれる。
東京―福島―宮城―岩手―青森をたどる旅の中で出会う人々とのトラブルや温かい
交流を通して、陽子が後悔を抱え孤立した心を癒していく姿が描かれる。
竹原は、熊切監督作品は5作目となる。
「久しぶりの撮影現場で、懐かしくて胸がギュッとしました」と話し、撮影現場での熊切監督について
「監督はカットを掛けたあとに『イイッスね』って言うのが昔からの口癖でしたが、今回は
『ナイスカットですね』という口癖が増えていました」と熊切監督の演出時の口癖を披露した。
菊池について、共演した竹原は「一緒にいて居心地が良かった」と話す。
黒沢も「居心地が良かったです。黙っていてもその瞬間を共有できました」と話した。
風吹は監督について「撮影時はお天気が悪かったけれど、監督は優しくて居心地が良かったです」
と振り返っていた。
https://culture-pub.jp/yokotabi.movie/
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
上海映画祭での受賞、おめでとうございます!
賞を受賞するとキャストやスタッフの大きな励みになりますね。
菊池さんの自然体の演技が堪能できる映画です。
[7月8日アップ]
7月7日より公開
取材・撮影 福住佐知子

映画『交換ウソ日記』の都内で行われた初日舞台挨拶をリポート。
キャストの高橋文哉、桜田ひより、茅島みずき、曽田陵介、齊藤なぎさ、板垣瑞生と
竹村謙太郎監督が涼やかな浴衣姿で登壇してクロストークを繰り広げた。
本作は、累計65万部を突破した櫻いいよの同名小説を実写映画化。
勘違いから始まる交換日記を軸にした切ない恋愛青春ラブストーリー。
撮影は今年の2月~3月にかけて行われた。
学校イチのモテ男子・瀬戸山潤役を演じた高橋は恋愛映画初主演。
「無事に初日を迎えられて嬉しいです。映画が完成して、観たとたん
早く皆さんに届けたいと思いました」と笑顔。
「受賞は光栄ですし、皆さまに初めて(作品を)
観ていただける場所。温かい反応が伝わって
きました」と、感慨深げに振り返った。
陽子の父親役を演じたオダギリは、撮影時のエピソードを披露。
「菊地さんと話すシーンを撮ったあとに、メイクを落としたら顔半分と首にじんましんが
出ていたんです。菊地さんが座っていた側は何もなってなかったんです。何か効能が
あるのかな?」と不思議な現象が起きたことを明かした。
菊池は困惑しながらも「ブツブツになったって言われるよりはいいかな」と応えていた。
受賞した菊池の姿を撮影していた熊切監督の手は
震えていたという。
菊地は
「私の前で(登壇した様子を)撮っていた監督の手が
震えていて、2人で感極まりました」と振り返った。
熊切監督は
「僕は、何となく(菊池は)取るだろうと確信していた。撮っていたら、こみ上げるものがあり手が震えた」
と語った。
作品賞を受賞した熊切監督は、妻と共同のペンネーム「浪子想」で共同制作した脚本で、最優秀
脚本賞も受賞した。「頭が、真っ白になった」と受賞時を振り返っていた。
熊切監督と菊池は2001年に公開された『空の穴』以来のタッグとなった。
大食漢の齊藤は「少食になりたい」。
齊藤の爆食いを目撃したことがあるという茅島は
「本当にビックリするくらい食べるんです。春雨スープを食べた後に豚骨ラーメン。さらにタコ焼き。
こんなに食べる人初めて見ました」と目を丸くする。
そんな茅島の願いは「絵がうまくなりたい」。
板垣は「親孝行のために無人島を買いたい」と大きな夢を明かした。
終盤、両頬を片手でつまむ
“むにゅキュン”ポーズを全員で披露。
劇中で披露している高橋は、
それぞれのシチュエーションで
力加減を意識して変えていた。
桜田は
「私は、むにゅキュンされたとき
緊張して心臓がどこか違うところに
いってしまっているような感覚だった
ので、よく分からなかった」と苦笑い。
https://movies.shochiku.co.jp/koukan-usonikki/
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
季節の装いっていいですね~。浴衣姿が皆さん新鮮。爽やかで、よくお似合い。
浴衣を着て、花火なんか見に行きたいですね。
[7月1日アップ]
6月30日より公開
取材・撮影 福住佐知子

映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の都内で行われた公開記念スペシャル
イベントをリポート。
俳優の小澤征悦とモデルのゆうちゃみが作品の応援に駆け付けた。
本作は、1981年に第一作目が公開された『インディ・ジョーンズ』シリーズ最新作。
ハリソン・フォードがインディ・ジョーンズを演じる最後の作品となる。
インディが生涯をかけて探していた“人類の歴史を変える力”を持つ究極の秘宝を、
因縁の宿敵・元ナチスの科学者フォラーと全世界を股にかけて陸・海・空と全方位で
争奪戦が繰り広げられる。
https://www.disney.co.jp/movie/indianajones-dial/matenai-cp
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
インディー大好き!! こんな人に守られたい♡
繰り返し観ても楽しめます。
ぜーったい大画面で観ること。
6月24日アップ]
6月30日より公開
取材・撮影 福住佐知子

アニメ映画『それいけ!アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント』の都内で行なわれた
公開アフレコイベントをリポート。
声優を務めた桐谷美玲とお笑いコンビのトレンディエンジェルの斎藤司とたかしが出席して
クロストークを繰り広げた。
イベントにはアンパンマンとバイキンマンも応援に駆けつけた。
イベントの最後に斎藤は「お子さんの映画デビューにピッタリの作品です」。
たかしは「大人も楽しめます」。
桐谷は「思いやりとか笑顔とか大切なものをたくさん教えてくれる心が温まる映画になりました。
ぜひお子さんと一緒に映画館ですてきな思い出を作ってください」とメッセージを伝えた。
終盤、全国から募集して、応募があった
「節約川柳」が発表された。
全国から3484件の応募があった。
神木が小四郎賞、松山が新次郎賞、
桜田が喜三郎賞として紹介した。
最後に神木が大賞を発表して、
舞台上で受賞者への賞状授与が
行われた。
大賞は「節約は心を映す鏡かな」という
一句が選ばれた。
https://movies.shochiku.co.jp/daimyo-tosan/
===ライターのひとりごと===
時代劇なのに、笑いどころ満載の喜劇。
いろんなキャラクターに感情移入して楽しんで下さい。
[6月10日アップ]
6月9日よりPrime Videoにて独占配信開始
取材・撮影 福住佐知子

映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』配信直前イベントが
都内で開催され、山下智久、共演の新木優子、山本舞香、山口紗弥加とメガホンを
取ったイ・ジェハン監督が出席してトークセッションを繰り広げた。
本作は、『私の頭の中の消しゴム』(04)のイ・ジェハン監督が山下智久を主演に迎えた
ラブストーリー。 主題歌「I See You」も山下が担当している。
目が見えなくなる病を患った漫画家の真治(山下)と、聴覚障害を持つ女性・相田響(新木)
の切なくも温かなふたりの愛が描かれる。
桐谷が普段話す声は低めなので、テンションを上げて
声を入れたことも明かしていた。
監督からは「元気いっぱい楽しんで!」とエールがあり、
録音後には「まさにこの声だ」とお褒めの言葉を
いただいたことも嬉しそうに話した。
宛先違いでラブレターをもらう・黒田希美役を演じた桜田は
皆さんに届けられて嬉しい気持ちでいっぱいです」と感無量な様子。
劇中の見どころを聞かれると、茅島は「ほっぺをムニュとつまむシーンが可愛い」。
齊藤は「遊園地のシーン。ジェットコースターが特に楽しかった!」。
曽田は「サッカーのシーン。文哉クンは、初挑戦なのにすぐに覚えて“スゲェーっ”て思った」。
板垣は「文哉が廊下をスタスタと歩くシーンがメチャかっこ良かった」とコメントした。
七夕にちなんで願い事を発表するコーナーがあり、高橋は「願わずとも叶いますように」と発表。
「小さなことに惑わされずに生きて行きたい。努力を惜しまずに、明日を見て前向きに後ろを
振り返らずに――」と真摯に答えた。
桜田は「犬に囲まれたい」。
犬が大好きだという桜田は「ちょっとずつ飼い犬を増やして幸せで自分を囲いたい」とにっこり。
竹村監督は「主演の2人が頼もしく、みんなを引っ張ってくれました」と高橋と桜田を称賛した。
最後に桜田は
「みんなで舞台に立って観客の皆さんの顔を見ることが出来て嬉しい気持ちでいっぱい」
と公開初日に感謝。
高橋は、
「皆さんに観てほしい、感じてほしい映画です。むねキュンが沢山盛り込まれています。噛めば
噛むほどおいしくなる映画です」と熱烈アピールした。
最後に熊切監督は
「コロナ禍の影響もあって久々に撮れたのがこの映画です。清らかな気持ちでワンカットワンカット
丁寧に撮ったので、ぜひ味わって観てください」と呼びかけた。

菊地は
「20年前、熊切監督から映画の楽しさや面白さを教えていただき、40歳になって、いただいたのが
今回の役でした。自分にとってもすごく宝物の映画になりました。思い入れもある映画です。
ずっと陽子が登場する映画なので、お客さんの目を離さない芝居ができるか不安に思いながら
歩んだ東北の旅でした。
キャストとクルーの皆さんに本当に支えられました。
どこか皆さんの心のひだに伝わるものがあるようにと願っています」と思いを伝えた。
アンパンマンは1988年10月からテレビアニメがスタート。
89年3月に劇場版が公開され、昭和、平成、令和と3つの時代を通して「愛と勇気」を届けてきた。
本作は、映画&テレビ35周年、絵本「あんぱんまん」(作・絵:やなせたかし氏)誕生50周年
となる記念作品。
元気いっぱいのロボリィを演じた桐谷は
公開アフレコということで記者やカメラマンに囲まれながら
の収録に
「メッチャむずいです。こんなに見られながらやったことが
ないので不思議な感じでした」と話し、
オファーがきたときの感想を聞かれると
「嬉しくて、私がやっていいんですか?」と訊ねたと言う。
アンパンマンファミリーの仲間入りが出来てメチャクチャ
ハッピーな様子。
役作りについては
「淡々としている子ではなくて、元気いっぱいだし、何も
知らなくて純粋で、全部初めて体験する嬉しさや楽しさを
大切にしながらやりました」とコメントした。
長男が2歳になる桐谷は子供と一緒にアンパンマン
を見ていることを明かし、ゲスト声優に決ったことを
話したそうだが、「なに~?」と返されたそう。
まだ小さくてよく分かっていないようだ。
しかし、「息子の映画デビューは、この作品になると
思います」と大喜び。
ロボ彗星に住む、なんでも作れるロボットの女の子のロボリィ(桐谷)が、アンパンマンたちと、
作ることが出来ないたった一つの〝大切なもの〟を探すという物語。
相方のたかしは、ばいきんまんとロボ彗星で大暴れするロボ・カビルンルンを演じているのだが、
セリフが「カ」と「ビ」の2文字のみで構成されている。
それでも「声をつぶしてつぶしてなりきりました」と大アピール。
芸人デビュー19年目にして「小さい頃から見ていたものに出られて嬉しい」と大喜び。
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ロボ彗星の長老・ロボじいを演じた斎藤には4歳になる女の子がいる。
「いつもと違う声なので気づいてもらえるかな~」と心配を吐露。
今作でテーマとなっている『笑顔』にちなみ、「最近、笑顔になったこと」を聞かれた桐谷は、
「子供とおもちゃでパン屋さんごっこをしているとき、息子が『はい、どうぞ。まだ熱いから気をつけて』
って言ってくれて、可愛くて笑顔になりました」とママの顔で話す。
また、頭痛で休んでいるときには「『大丈夫?』と言って頭を冷やすものを持ってきてくれたりとか、
自身の持っている宝物の人形を枕元に並べて、『この子たちも見守ってくれてるから大丈夫だよ!』って
励ましてくれるんです」と話した。息子の優しい行動に目じりを下げっぱなしだった。
大のインディ・ジョーンズファンだという小沢。この日のムチも
帽子も私物であることを明かした。
「最初に観たのが7~8歳の頃で、アメリカで観たのですが、
言葉も分からないのに映像だけでも楽しくて大興奮しました。
すごい世界に連れてってもらえました。その後はインディと共に
成長してきたと言えます」と強いインディ愛を語り、
「インディの魅力は絶対にあきらめない男だということ。さらに
人間性やユーモアもあるところが、愛せます」と力をこめた。
作品の文字などのイメージカラーであるオレンジ色のワンピース
姿で登場したゆうちゃみは、インディ初心者。
1作目の『レイダース 失われたアーク《聖櫃》』)を観たばかり。
考古学者の顔と冒険家のふたつの顔を持つインディについて
聞かれると、
「ギャップが魅力ですよね。それと、“ニヤッ”としたときの顔が
可愛い。インディのあの格好であの顔は可愛いと思いますね」
と感想を述べた。
すでに作品を鑑賞した小澤は
「これまでのシリーズを観ていない人でももちろん楽しめます。
最新作には1作目から4作目までのたくさんの伏線が散りばめ
られているので、インディの歴史、インディの人生そのものが
濃縮されているような映画になっています」と見どころを伝えた。
さらに小澤は
「5作全部でインディ・ジョーンズの人生だし、ハリソン・フォードの
人生でもある」と熱く伝えた。
また小澤が、本シリーズの生みの親で第4作まで監督を務めた
スティーヴン・スピルバーグとのエピソードを披露した。
「スピルバーグが父親(指揮者小澤征爾)のコンサートを聴きに
来ていて、父親から『スピルバーグさんだよ。『E.T.』を作った
人だよって』って紹介されたんです。
その時10歳の僕は『スゲェ―!!』と思って、E.T.の顔真似をして
見せたんです。その後手紙をくれて、『君のE.T.の顔真似、
好きだったよ』と書かれていてサインがしてありました。
今でも壁に貼ってあります」
とスピルバーグの優しさが伝わるエピソードを披露した。
https://anpan-movie.com/2023/
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
ママになってもめちゃくちゃ可愛い桐谷さん。
お子さんとのエピソードを話すときに見せたママの顔も
キュートでした。ロボリィのキャラクターにもピッタリ。
[6月17日アップ]
6月23日より公開
取材・撮影 福住佐知子

映画『大名倒産』の都内で行なわれた公開直前イベントをリポート。
舞台挨拶には主要キャストの神木隆之介、松山ケンイチ、桜田通が登壇した。
本作は、ベストセラー作家・浅田次郎のノンストップ時代小説を実写映画化。
ある日突然、徳川家康の子孫だと言われ、越後丹生山藩の殿様となった小四郎(神木)
だが、藩には25万両、現在の価値で100億を抱える借金があった。
返済できなければ藩は倒産、小四郎は切腹という絶体絶命の大ピンチを迎える―。
小四郎(神木)、新次郎(松山)、喜三郎(桜田)の3兄弟が藩の借金100億円を
返すために節約プロジェクトに挑み奮闘する姿が描かれる。
主題歌は「WONDERFUL」GReeeeN(ユニバーサルミュージック)
劇中、3兄弟役を演じた3人。
実年齢的は松山と桜田は神木より年上。
徳川家康の血を引く小四郎役を演じた神木は共演した二人
の印象について
「松山さんは決断力があって、困った時なんかに『どうしたら
いいですかね?』って聞くと、『こうでいいんじゃない?』と
すぐに決めてくれるので、頼りがいがあるお兄ちゃんだなと
思いながら接していました」と話し、松山の決断の早さを称賛。
劇中、松山はうつけものだが、庭造りに天才的な能力を
発揮する個性的な異母兄弟・新次郎役を演じている。
桜田は小四郎の兄で、聡明だが病弱の喜三郎役を演じて
いる。
「(神木と)出会ってから18、19年くらいたちます。最後に
背中をさするシーンがあるのですが、普段からりゅう(神木)
は身の回りの人やお世話になっている人や仲間に対して、
自分が頑張ることで返していきたいという人で、僕も同じ
思いを持っているので上手く役柄と合わせてできたかな
と思います」と撮影を振り返った。
神木は
「今回は物語の中でいきなり兄弟になりましたが、実際に
僕は2人を信頼しているから、その雰囲気は出ていたんじゃ
ないかなと思っています」と普段の関係性も踏まえて、
「いい兄弟感が出せた」と語った。
10代の頃から交流があるという桜田について神木は
「僕がどういう人間かを知ってくれていると思う。とにかく
心優しくて。人の繊細な気持ちの動きにすごく敏感な方だな
っていうのは昔から思っていますね」と話した。
桜田は、「僕は“節約”というより、お金をいっぱい使って、
(お金を)使わないと手に入らない経験とかは、それを
ちゃんと仕事に活かして、ご縁としてかえってくれば良いと
思っているので、僕はバンバン(お金を)使いたい」と語った。
映画の内容にちなんで3人が自身の節約術について語った。
神木が、「同じような物はなるべく買わないようにしている」
と話すと、桜田から
「同じような物を買っているイメージがあるけど…」と突っ込み
が入った。
神木は「僕はオタクなので、欲しいものは手に入れたいの
です。小さな変化は大きな変化なので、徹底して手に入れます。
節約といえば、食事にはお金をかけないですね。何でもいい」
とコメントした。
松山は
「できるだけ長く使うのが節約だなと思っている。最初に高く
ついても、10年、20年使って、日割りで考えたら安くなる。
そういう買い物を心がけている。壊れたら何とか直して
使う努力はする」と回答した。
劇中のエピソードを聞かれた神木は
「ごはんを食べるシーンがすごく印象的だった。いきなり殿様になって、兄がいることも知って、
みんなで一緒にごはんを食べるシーンになって、”本当に兄弟になってきたんだな、なってるんだな”
というあたたかさを感じていて、撮影も楽しかった」と語った。
白石プロデューサーも
「ともかく脚本が素晴らしかった。絶対に映像化したいと
思いました」と熱く語った。
そんな2人に尾野が
「2人にとって今回の経験が財産になると思います」と優しいエールを送った。
尾野は息子を連れ実家に帰ったきり戻ってこない岩切の妻・和美を演じている。
今作で高橋監督は、その場のリアルな感情を切り取ろうとして
姉妹役の山崎と柚穂に台本を渡さないという演出方法を取った。
生田は
「リアルな生々しい芝居が彼女たちに求められていたんだと
思います。2人の芝居が浮かないように、僕自身にも生々しい
芝居が求められました」と話す。
また、役柄の関係性から監督やプロデューサーから山﨑と柚穂とは『しゃべらないで』と言われて
おり、俳優陣は山﨑と柚穂が話しかけてきてもツレない態度で接していたという。
生田は「しゃべれなくて、本当に心苦しかった」という葛藤を抱えた撮影期間を振り返った。
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最後に広瀬は
「愉快な仲間たちとシェアハウスを舞台に、穏やかな時間が流れる中で一人一人の繊細な
感情がぐるぐる回っているのですが、最後にはみなさんに寄り添ってくれる作品になっています」
とメッセージを送った。
オフィシャルサイト
https://happinet-phantom.com/mizuumi-movie/
===ライターのひとりごと===
可愛い妹だったすずちゃんが一人の女性として年下の男の子から恋をされる役
という初めてのお話。成長したすずちゃんの魅力がたっぷりの映画です。
すずちゃん、素敵な大人になりました♡♡♡
[5月20日アップ]
6月2日より全国公開
取材・撮影 福住佐知子

映画『渇水』の完成披露舞台挨拶が都内で行われ、主演の生田斗真、共演の門脇麦、
磯村勇斗、尾野真千子、山﨑七海、柚穂と髙橋正弥監督、白石和彌(企画プロデュース)
が登壇して作品について語った。
本作は、1990年に第70回文學界新人賞受賞、第103回芥川賞候補となり注目を浴びた
河林満による「渇水」が原作で刊行から30年の時を経て映画化となった。
水道料金を滞納している家庭の水を停めて回る業務に就いている水道局員・岩切俊作
(生田)と母から置き去りされ、2人きりで家に取り残された幼い姉妹の姿が描かれる。
生田は
「自信をもって届けられる作品が出来ました」と
力強くアピール。
高橋監督は製作経緯を聞かれ、
「日本がバブル期で裕福だった1990年。その頃の格差や
貧困について描かれています。その時から30年が経っても、
まだその格差がなくなっていないことに深い思いを抱いて
映画にしたいと思いました」と話す。
生田の同僚・木田拓次役を演じた磯村は
「現場では趣味の話をさせてもらったり、探り探り、様子を
見ながらお話していく中で関係性が自然と出来上がって
いきました」と生田との相棒役を振り返る。
劇中、車で移動するシーンで生田は
「車中という狭い空間だったのですごく近くにいて、ずっと
ぐるぐる回りながら撮影していたので他愛もない話をして
いました。暑かったよね~」と磯村に笑顔を向けた。
主人公の榊千紗役を演じた広瀬は
「今までは末っ子や妹役が多くて、最初は年上のお姉さん役?
と思いましたが、かまえずに演じることが出来ました。
(年下の男の子)大西さんとのリアルな距離感を楽しんで
演じさせていただきました」とクールで感情を表に出さない
大人の女性・26歳のOL役を楽しんで演じたことを明かした。
年上の女性に恋する高校生・熊澤直達役を演じた大西は
オーディションで選ばれた。
「すごく嬉しかったです」と喜びが爆発。
しかし、「大きい役なので僕に務まるかなぁーって不安でした。
でも周りのキャストの皆さんがいい人ばかりで楽しい現場
でした」と笑顔で撮影現場の空気感の良さを話した。
シェアハウスに住む大学教授の成瀬賢三役を演じた生瀬は、
劇中に登場する猫のムーについて聞かれると、
「実際に猫を飼っているので扱いには慣れています」と嬉しそうに
話す。
広瀬のデビューのときに共演したという生瀬は、
「成長をずっと見てきました。ずーっと可愛くて、元気いっぱい
でした」と大きな笑顔で語った。
すずは生瀬について
「人と会話するときどうしたらいいか何日も何日も話してくれました。
また共演することができて光栄です」と生瀬との共演に大喜び。
直達の叔父でマンガ家の歌川茂道役を演じた高良は、
「作品は面白かった」と感想を述べ、群像劇で人と人との向き合う
過程を優しく描き、心の揺れや動き、溢れ出る感情を丁寧に映し出す
前田哲監督の手腕を称えた。
また、広瀬の印象を聞かれると「かっこいい人だなぁ~って」と撮影
現場での広瀬の印象を語った。
女装した占い師泉谷颯役を演じた戸塚は
「女性物の下着などうまく扱えませんでした(苦笑)」と洗濯物を
運ぶシーンの苦労を吐露。
作品については
「内容はハードなんですが出てくるものはみんなきれいで、
ギャップが素敵な作品です」と話した。
今作が長編映画初出演となった當真は、直達にひそかに思いを
寄せる同級生・泉谷楓役を務めた。
「現場に入った時はすごく緊張していたのですが、みなさん
話しかけてくださったのでリラックスできました」
と共演者に感謝だった。
最近“ときめいたこと”について聞かれた前田監督は広瀬に
目をやり、「こんなに美しい人だったんだなと、ときめいています」
と言って広瀬を照れさせた。
“一生恋愛しない”と誓った榊にちなんで“一生○○しない”に
ついて聞かれるコーナで広瀬は、人から「気が強そう」と言われる
ことが多いようで「気を強くいすぎない―」と反省し、「重いお話
なんですが、マイルドに生きる榊さんにあこがれます」と続けた。
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終盤、7月1日がインディ・ジョーンズの誕生日であることから、インディのトレードマークの
ハットをイメージした大きなケーキが登場。
会場に集まったファンと、作品の公開とインディの誕生日をお祝いした。
山下がラブストーリーを演じるのは、ドラマ「ボク、運命の人です。(2017年)」以来、
約6年ぶりとなる。視覚障害者という難役に挑んだ山下は
「深くてすごく情熱的な作品に仕上がっています。自分のなかにある情熱を呼び起こしてくれる
作品になりました。僕らの想い、魂を受け取ってください」と客席に向かって呼びかけた。
また、役作りについて、
「目が見えるところから見えなくなってしまう…。真治の絶望を表現することも大事だなと考え、
どうしたら説得力が生まれるのかということを考え、実際に視覚障害がある方にインタビューを
させていただいたり、家で目隠しして数時間過ごしてみたりしました」と役作りについて話した。
イ・ジェハン監督からはその都度指導があったことを明かし、
「いい化学反応が起きたのではないかなと思います」と撮影時を振り返った。
さらに山下は
「ジェハン監督は、『映画はいろんな奇跡が重なって出来上がるもの。この作品を今までで一番
いいものにしたいし、時間が許す限り現場にいたい』と話されていて、その熱が伝わる現場に
毎日通えたのは大きな経験になりました。関わってくれたすべての方に感謝したいです」
とスタッフ陣や共演者たちに感謝を伝えた。
最後に神木が
「時代劇ですが、自分と似ている状況に置かれたキャラクターがたくさん出ていると思うので、
観ていただくたびに違うキャラクターに感情移入できると思います。
皆さんにとって『明日からちょっと頑張ってみようかな』と思える映画になればいいなと願います」
と明るくメッセージを送った。
オフィシャルサイト
松山は食事のシーンで
「後ろでわちゃわちゃしているシーン
があるけれど、監督からやるように
言われて、自由演技をした」
とアドリブだったことを明かした。
また、アドリブシーンの中で松山が
「確か、新次郎が『おかわり』って言ったらごはんをくれたけど、小四郎が『おかわり』って言っても
無視されるところがあったよね(笑)」と思いだすと、神木が
「『じゃあ、僕もおかわり!』って言ったら聞こえてなくて、あれ?無視された?って感じになったけど、
無視されたほうが面白いな――となった」と経緯を明かしていた。
桜田は
「僕はずっと『ぴょこぴょこ』言って
ました。意外と使われていて嬉しかった
です(笑)」と話した。
ジェハン監督は、
「原作のポジティブな『障害は心の中にあるんだ』
という部分を映画にしました」と話し、山下の演技に
ついては
「とても繊細で、細やかな手の動き、手の先まで
演技が行われていることに驚かされました」と称賛。
新木についても手話やピアノに対する頑張りを絶賛した。
https://movies.kadokawa.co.jp/kassui/
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
台本が渡されず、その場での演技をこなした二人の若い俳優さん。
今後の活躍が楽しみです。2人から目が離せませんね。
[5月13日アップ]
5月12日より全国公開
取材・撮影 福住佐知子

映画『それいけ!ゲートボールさくら組』の
都内で行なわれ完成披露上映会をリポート。
舞台挨拶に藤竜也、石倉三郎、森次晃嗣、
山口果林、田中美里、小倉一郎、大門正明と
野田孝則監督の合計8名が顔をそろえた。
本作は、高校時代にラグビー部だった
織田桃次郎(藤)が、マネジャーだった
サクラ(山口)が経営するデイサービス
“桜ハウス”を立て直すために元ラグビー
部の仲間たちと一緒にゲートボールで
「チームさくら組」を結成し、大会に出場
して奮闘する物語。
藤は
「私はゲートボールをなめてました。たいしたことないだろうと
思っていたら、大変でした(苦笑)。ずいぶんNG出しました」
とプレイシーンに苦戦したことを明かす。
プロデューサーの村岡克彦氏の提案から”ゲートボール”が
題材となったことを明かした野田監督は、CGに頼ることなく、
すべて出演者らの映像をそのまま使用したことを明かした。
イベントの最後に、新木は
「見終わった後に、皆さんの大切な人に連絡したくなるような、そんな作品です」
と本作の魅力を伝え、山下は
「熱くて、深くて、情熱的な作品に仕上がっていると思います。自分の中にもともと
備わっている情熱を呼び起こしてくれた作品になっています。ぜひ、僕の魂を
受け取っていただけたら嬉しいです」と呼びかけた。
総理大臣役を務めた小日向は本作の配信を前に
「日本の俳優たちを世界に発信することができて、本当に
光栄だと思います」と話し、オファーを受けた理由について
「台本をいただいて、いかに現場がすさまじかったか、総理が
どういう状況だったか興味深かったし、演じてみたいと
思いました」と語った。
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重い防護服を身につけて現場での作業員役を務めた小林は
「“お国のため”というか、家族や身近な人ため、自分の仕事の誇りのために人はこんなに
命懸けになれるんだと、演じていて思いました」と話した。
最後に役所は
「いま世界中がエネルギーについて考えなければいけない時期になってきています。
この配信ドラマをきっかけにもう一度あそこに立ち返って、考えていただきたいなと思います。
ぜひ皆さんもこの作品を観て感じたことを発信してください」と熱い思い伝えた。
作品について横浜は
「より一層気合が入って参加した」と藤井監督作品で
主演を担った喜びを噛みしめる。
「今自分が役者をやっている中での怖れや迷い、
今感じているいろんなものを監督に伝えて、監督は
それをすべて受け止めてくれて、何度も何度も作り直し
ながら愛のある脚本を完成させてくれました」と語り、
並々ならぬ熱意で本作に挑んだことを明かし、藤井監督に
寄せる信頼を明かし、感謝の思いを伝えた。
横浜は、閉塞的な村を出ることができず希望のない日々を
送る優を熱演。
横浜の撮影現場での様子を、共演者陣も称賛。
優に手を差し伸べる幼なじみ・美咲を演じた黒木は
「集中力がスゴイ。緊張の糸をずっとピンと張られていた」
と現場での横浜の姿勢を絶賛。
さまざまなテーマが内在しているが、登場する若者たちの姿も
作品に深みを与える。
借金返済のためゴミ処理場で働く筧龍太役を演じた奥平は
「物語が進んでいくにつれて、僕が演じた龍太と作間くんが演じた
恵一の進む道も変わっていく。その対比で作品を観るのも面白い
かなと思っています」と見どころをアピール。
横浜の役者としての姿勢をたたえた作間は、映画出演は2作目となる。
横浜は作間について「すごく実直な人。作品に対するまっすぐな姿勢に好感を持ちました。
これからもっとお芝居をやってほしい」とエールを送っていた。
村長役を演じた古田は
「ロケ先の京都では撮影が終わったら飲んでました。撮休の日は昼から飲んでました―」
と、会場に笑いを誘う。
新生活がスタートする若者へのメッセージを求められる
場面で、古田は
「新年度で“よしやるぞ”って思ってる人はやればいい。
そんなに気張らず、肩肘張らずに頑張ってください」
とエールを送る。
作間は「元気が一番。よく寝て、健康でいてください」。
黒木は
「私は頑張らないことをオススメします。なんとなく友達
と遊んだり、美味しいもの食べたりして頑張らないで
いることも大事」と優しいアドバイスを送った。
横浜は
「人生一度きりなので、僕は後悔のないように過ごしたいといつも思っています。皆さんも
やりたいことがあったらやる、やりたくなかったらやらないというふうに、後悔がないように
過ごしてほしい。どん底に落ちてもいいんです。落ちたらあとは上がるだけですから…」
と、熱いメッセージを送った。
 
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最後に横浜は
「(昨年急逝した本作のプロデューサー)河村光庸さんの熱い思いを藤井監督が脚本にして、
僕らが体現しました。スタッフ、キャストが一丸となって臨んだ作品。その思いが詰まった作品が
観てくださる皆さんの心に届いてくれたら嬉しいです」と映画に込めた思いを語った。
https://village-movie.jp/
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===ライターのひとりごと===
最近の横浜さんの活躍ぶりには目を見張ります。
舞台「巌流島」も大成功。映画の次回作も目白押し。
新たな役に挑戦する横浜さんを見るのが楽しみです。
copyright 2006 value-fix all rights reserved.
最後に野田監督は
「テーマはゲートボールですが、人生に遅すぎることなんて
一つもないということを伝えています。年齢に関係なく、
全世代に通じるメッセージだと思います」
と作品をアピール。

藤は
「大いに笑っていだだき、元気をもらえる映画になっています」
と自信たっぷりにメッセージを送った。
世代を超えて楽しめる作品になっている。
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石倉も「徹底的にやったんですよ!」と胸を張る。
大門は
「僕は形から入るタイプなので、1人ぐらい白髪がいても
いいかなと思って、床屋さんで6回ぐらい(髪)色を
抜きました」と告白。
結果的には「若い奴が粋がって銀髪にしてるみたいに
なっちゃった」とお茶目な笑顔で話した。
小倉も
「今まで、いろいろな俳優さんと共演しましたが、こんなに
多くのジジイと共演したのは初めてです(笑)。
ゲートボールするのは、本当に大変でした」
と苦労を吐露した。
萩原は
「ちょ、ちょ、いっぱい人がいるから、そのままの(クールな)イメージで…」と大慌て。
初共演の2人だが、撮影ですっかり打ち解けて仲良くなったという。
モテアネゴ女子の小戸森美桜を演じた浅川も
「撮影が終わって楽屋に戻ると萩原くんが踊っていました(笑)」と井上に続いて萩原の行動を
暴露した。
最後に久間田は「キャストの皆さんと一緒に素敵な作品を作りあげました。たくさん笑って、
キュンキュンしていただけたら嬉しいです」。
井上は「皆さんの背中を押してくれるハッピーな映画になっています」とメッセージを送った。
本作は、門井慶喜の第158回直木賞受賞作が原作。
世界中から愛される宮沢賢治が“ダメ息子だった!”という大胆な視点を軸に、大量の賢治の
資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、究極の家族愛を映画化した。
父・政次郎(役所)と長男・賢治(菅田)の、人間味あふれる親子の姿と苛烈な闘いの
日々が描かれる。
本作の主題歌はKis-My-Fit2の「Sweet Melody」。MVにHiHi Jetsも参加しており、注目を集めている。
8名登壇の華やかな舞台挨拶。
若々しいキャスト陣に負けず、しゃべりたおしたアンミカさん。
活躍の場を広げていますねぇ~。
[4月29日アップ]
役所と菅田は初共演。
共演した感想を聞かれると、役所は
「前から菅田ファンでした。いつか一緒の現場に立ちたいなと
思っていました。宮沢賢治役は菅田くんにピッタリ合ってると
思います」と笑顔で語った。
一方、菅田も
「僕は“役所広司教”なので、共演できて幸せでした」と2人で
相思相愛ぶりを明かした。
役所は宮沢賢治について
「詳しくは知らなかった。父親役をやって宮沢賢治という男の
人生を学んで、賢治の書いた作品の深さを知りました。
宮沢賢治の詩が、ものすごく美しいものに感じました」
としみじみと話す。
菅田は
「演じることで賢治を身近に感じました。家族を通して賢治の
人間味に触れられたのが良かった」と振り返った。
役作りについて話が及ぶと、役所は
「現場に行って家族たちの顔を見たり、セリフを聞いたりしながら
政次郎という役がだんだん出来上がっていった」とコメント。
賢治の母・イチ役を演じた坂井は
「賢治にはストイックなイメージを持っていたけれど、人間味が
あって好奇心旺盛で、心にロック魂を持っている人だと思います」
と独自の賢治像について自論を展開した。
賢治の妹・トシ役を演じた森は
「現場にいると、菅田さんが本当のお兄ちゃんみたいに感じました。
兄妹役をできたこと、幸せに感じています」と菅田との2回目の
共演を喜んだ。
賢治の祖父の喜助役を演じた田中は
「若いころから賢治の作品には触れていました。たくさんの人に憧れて生きてきたけれど、宮沢賢治は
その上位を占めている人です」と語った。
メガホンを取った高橋監督は、
「井上くんは現場にはスイッチを入れて来てくれて、話し方や歩き方など、ほぼ”春”のまんまでした。
井上くんが一人で日向ぼっこしている姿を見て、『春がいる!』とスタッフが言っていました(笑)。
久間田さんも普段見ないような姿をしっかり見せてくれました」と2人の演技に大満足の様子。
カフェの常連客のトメ役の松金は
「周りが若い人ばっかりで、もうびっくりしちゃっています(笑)」とニコニコが止まらない。
「みんな本当に仲良しで、本当の幼なじみなんだと思っていました」とコメントした。
最後に菅田は
「宮沢家の愉快な家族の話、笑えるところも沢山
あります。僕も試写で見て感動しました」。
役所は
「この映画が皆さんの心に届くといいなと思って
います」と熱いメッセージを送った。
https://ginga-movie.com/
有名な宮沢賢治ですが、知らない部分が沢山ありました。
賢治の世界観を堪能できる作品です。
とにかくキャスティングがピッタリ。役所さんと菅田さんの親子っぷりが見どころ。
[4月22日アップ]
4月21日より全国公開
取材・撮影 福住佐知子

映画『高速道路家族』の公開記念舞台挨拶に主演を努めた韓国の人気俳優チョン・イルが
出席してファンとの交流を行った。
舞台には当初出席予定ではなかったイ・サンムン監督も登壇してチョン・イルと作品について
語った。
本作は、27回釜山国際映画祭で『パラサイト半地下の家族』に次ぐ大傑作と称された
チョン・イルとラ・ミランのダブル主演作。
ホームレス一家と裕福な訳あり夫婦、2つの家族の偶然の出逢いが火種となるパラサイティック・
スリラー。
劇中の家族の姿を通して「幸せとは何か?」を考えさせられる作品だ。
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
メガホンを取った成島監督は
「本屋で『銀河鉄道の父』という本の背表紙を見るなり手に取って、
“映画化したい”と強く思いました」と興奮気味に話す。
役所と菅田のキャスティングはすぐに決ったと言う。
「この素敵なメンバーでこの映画を作れたことを、映画の神様に
感謝しています」とコメントして、会場から大きな拍手を浴びた。
賢治の弟・精六役を演じた豊田は
「賢治はいろんなことに挑戦して(チェロ、小説、童話など)マルチな才能のある人なんだなと感心
しました」と話す。
豊田は撮影がないときにも撮影所に足を運んで撮影を見学。
「とにかく見逃さないように、聞き逃さないように。毎回現場に行ってました」と貴重な経験を積んだ
ことを明かした。
また、劇中、執筆シーンもある菅田は
「実際に宮沢賢治が書いたものに触れてみて、執筆中のシーンでは、ここで間違えて、消して
というのがあるので、スタッフと一緒に作っていました」と振り返り、
賢治の生原の文字は「とても美しかった」と賢治の美文字に感心していた。
菅田は役作りについて
「方言やチェロ、お経の唱え方など、いろいろやることがたくさんありました」と多くのことに挑戦した
ことを明かす。
チェロは数か月にわたって練習して上達。劇中は菅田自身が演奏している。
方言の花巻弁にはキャスト陣も苦労したと言う。
役所は
「本読みのころは菅田くんはチェロの練習をしていて、ヘトヘトな顔をしていた」と
菅田の苦労を明かし、「演奏シーンは見事な出来で感動した」とその熱演を称えた。
生まれつきの聴覚障害を持つ女性・響役を務めた新木は、山下との共演は
『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(18)以来5年ぶり。
新木は役作りで手話やピアノに挑戦。
「なるべく自然に、違和感を抱かせないようにとピアノは毎日2時間くらい。4ケ月半ほど頑張りました」
と頑張りを報告した。
山下は新木のそんな姿に
「手話やピアノにまっすぐに向かい、時間を費やして役を作っている、努力家な部分にリスペクトを
抱きました」と話す。
また、「撮影中は大変な撮影でしたが、新木さんの存在になごみました」と感謝を伝えた。
山口は
「優子ちゃんが『毎日一つは韓国語を覚える』と言って、覚えたての言葉でいろいろな人に話しかけて
コミュニケーションを取っていました。見ていて元気になりましたね」と話していた。
新木は
「山下さんとまさかこうやって同じ視点に立って、お芝居をする日がくるなんて。本当に光栄でした」
と感慨深け。
「5年前最初に共演したときもそうでしたが、山下さんは変わらずそこにいてくださって。
人に対して緊張感を与えないし、誰に対しても分け隔てなく、スタッフさんにも共演者の皆さんにも
気を使ってくださいました。ありがとうございます」と素直に山下に感謝の気持ちを伝えた。
https://see-hear-love.com/
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
久々の山下さん。一部のファンの方たちが同席するイベントでした。
生・山Pに感激したでしょうね♡
ジャニーズを離れ、今後の活躍に注目です。
[6月3日アップ]
Netflixにて6月1日より世界独占配信
取材・撮影 福住佐知子

Netflixシリーズ『THE DAYS』ワールドプレミア舞台挨拶をリポート。
役所広司、竹野内豊、小日向文世、小林薫、遠藤憲一、石田ゆり子、
増本淳プロデューサー、西浦正記監督、中田秀夫監督が出席して
クロストークを繰り広げた。
本作は、門田隆将のノンフィクション「死の淵を見た男吉田昌郎と福島第一原発」を原案に
2011年に発生した福島第一原子力発電所の事故を描いた全8話のドラマシリーズ。
あの日、あの場所で何が起こっていたのかが、政府、会社組織、そして現場で命を懸ける
者たちの視点から描かれる。
企画・脚本・プロデュースは、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズや
『白い巨塔』、『はだしのゲン』といった骨太な社会派ドラマを世に送り出してきた増本淳。
『コード・ブルー』シリーズの監督として増本と長年タッグを組んできた西浦正記と、
『リング』シリーズの中田秀夫(4、5話)が監督を務める。
企画から5年がかりで製作された。
第76回カンヌ国際映画祭でドイツのヴィム・ヴェンダース
監督作『PERFECT DAYS(原題)』の演技で男優賞を
受賞して帰国したばかりの役所に共演者たちから「おめでとう
ございます」の祝いの言葉が贈られた。
役所は
「ありがとうございます。カンヌに皆さんの応援が届いて
いました」と感謝を伝えた。会場からは大きな拍手が送られた。
続けて役所は
「この作品はみんなで本当に力を合わせて、志を持って
作りました」と思いを伝えた。
行方不明になる運転員の父を演じた遠藤は、役所のカンヌでの男優賞受賞を心から祝福し、
「役所さんのパワーを尊敬しています」と称賛した。
作品については
「表に出てくる被害者の人数の裏にそれ以上の家族の心の痛みがあると改めて感じました」
と語った。
https://warnerbros.co.jp/tv/thedays/
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
素敵な俳優さんたちが集結。熱いドラマが繰り広げられます。
事件から12年がたちましたがまだまだ問題は山積みされています。
今後の日本が良くなることを期待します。
[5月27日アップ]
6月9日より全国公開
取材・撮影 福住佐知子

映画『水は海に向かって流れる』の都内で行なわれた完成披露試写会をリポート。
広瀬すず、大西利空、高良健吾、戸塚純貴、當真あみ、生瀬勝久、前田哲監督が
舞台挨拶に登壇してクロストークを繰り広げた。
本作は田島列島による同名マンガが原作。
ある過去の出来事から心を閉ざしてしまった榊千紗と、彼女が暮らすシェアハウスに
入居してきた高校生・熊沢直達の物語。
曲者揃いのシェアハウスの面々の想定外の日々がユーモラスに綴られる。
『そして、バトンは渡された』『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』などの
前田哲監督がメガホンを取った。主題歌はスピッツの「ときめき part1」
母を演じた石田は
「台本だけでは分からなかったことが、
映像になるとこんな事があったんだとわかる。
そしてそれが事実に基づいていることが胸に
迫りました。
このことをドラマにするのはとてもつらいこと
だし、勇気のあることだと思います。
(演じた役柄は)ほとんどセリフのない役
でしたが、ただ心の中にいっぱい言葉が
詰まっていて。口には出さないけど密度の
濃い“祈り”でしたね」と話した。
https://gateball-movie.jp/
===ライターのひとりごと===
ベテラン俳優さんたちがこんなに大勢そろうのは珍しい。
貴重なショットですねー。
森次さんが赤い老眼鏡を装着するシーン、見て見たいです。
[5月6日アップ]
5月12日より全国公開
取材・撮影 福住佐知子

映画『おとななじみ』の都内で行われたプレミア試写会をリポート。
舞台挨拶に井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズ Jr.)、久間田琳加、萩原利久、
浅川梨奈、村上健志(フルーツポンチ)、アン ミカ、松金よね子、髙橋洋人監督が
登壇した。
本作は、ココハナ(集英社刊)で2019年より連載が開始された大ヒット漫画「おとななじみ」
(原作:中原アヤ/集英社マーガレットコミックス刊/全8巻)の実写映画化。
なかなか「好き」と言い出せないおさななじみの2人が織りなす、むずキュン・ラブコメディ。
映画初主演で、超残念男子の青山春役を演じた井上は
「めちゃくちゃ緊張しています。皆さんからの感想を楽しみに
しています」と挨拶。
オカン系女子の加賀屋楓役を演じた久間田は
「公開が近づいてきて、ワクワクドキドキしています」
とにっこり。
樂屋での萩原の様子について井上は、
「最初(萩原)利久くんはクールな人なんだと思っていたの
ですが、いざ撮影が始まったら毎日のように楽屋で歌ったり
、踊ったりして…」と萩原の行動を大暴露。
楓に想いを寄せる「頭が良くて仕事ができる超完璧クール
男子」と役柄を紹介された萩原は、
「“完璧男子”と言ったとき、笑うのやめてもらっていいですか」
と井上にツッコミを入れつつ、「完璧男子です!」と挨拶して
会場を沸かせた。
また、井上は
「アニメ化されていない作品なので、ファンの皆さんが初めて
春の声を聞くのがこの作品になるので、そこは意識しました」
と話す。
萩原は
「最初はお兄さんぶってクールに現場に入ったんですが、
3時間くらいで崩壊しました(笑)。あっという間に皆と
コミュニケーションがとれていました」と楽しそうに話す。
むず・キュンラブコメに初挑戦した村上は「よろしくお願いしま〜す!」と明るく挨拶。
「びっくりするくらい緊張しています。むず・キュンラブコメなんて初めてで、ビックリを仕掛けられて
いるんじゃないかとず~っと思っていました」と語った。
カフェの店長・蝶子役を務めたアンミカは
「皆さんに若いエネルギーをたくさんいただきながら、見守るという役で、すごく楽しかったです」
と大きな笑顔で話し、「若いときの失敗は未来の自分のためのもの。人生を楽しんでな。今を
楽しんでな」とアンミカ節で客席にメッセージも送った。
ファンから大きな拍手に迎えられ上下黒のスーツ姿
で登場したチョン・イルは、「皆さん、こんにちわ」と
日本語で挨拶。
「この映画を持って日本を訪れることができて光栄
です」と満面の笑みで話し、客席のファンから大きな
拍手を浴びた。
ドラマ『太陽を抱く月』、『ポッサム~愛と運命を
盗んだ男~』など日本にもファンの多い
チョン・イル。
7年ぶりのスクリーン復帰に「久しぶりなので、
ありふれた役柄ではない役を演じたいと思って
いました」と話す。

イケメンや爽やかな役柄の多かったチョン・イルは、
これまでのイメージを覆す“ホームレス一家の父親・
ギウ役”について
「私でなくても俳優なら誰でも演じてみたいと思う役。
感情の幅がダイナミックで、心に痛みを抱えた
キャラクター。
これまでに見せたことのない私の姿が見せられる
だろうと思い、すぐに出演を決心しました。
演じることは難しくもありましたが、監督が横で
いつも助けてくれました」と語り、「贈り物のように
今回の役が舞い込んできました」と振り返った。
イ・サンムン監督は
「肉体的にも精神的にも渾身の力をこめて演じてくれた。その姿を見るだけでもこの映画を観る
価値がある」とチョン・イルの魅力を絶賛した。
衝撃のラストが待つ本作にちなんで「最近あった衝撃の出来事は?」と質問されたチョン・イルは
「最近プライベートでゴルフをしたのですが、とんでもなく悪いスコアを出してしまって大きな衝撃を
受けました」と苦笑しながらコメントした。
ファンからの質問に答えるコーナーで、ホームレス役の汚れっぷりについて聞かれたチョン・イル。
「劇中では監督が自ら出向いて買ってきてくれた服を着て、靴は僕が20年以上前から持っていた
古い靴を履いています。
今回、撮影をした高速道路のサービスエリアでカメラが回っていないときでもあちこちに座り込んだり
食べたりしていたのですが、誰も僕に気づくことはありませんでした(苦笑)」と明かした。
渾身のチョン・イルのホームレス姿は必見。
最後にチョン・イルは
「家族の意味をもう一度考えさせてくれる映画。今、僕はこうしてきちんとしていますが、
皆さん、見終わったあとはギウの姿の方がよく似合うと思うかもしれませんね(笑)。
ぜひ楽しんでください」と優しく呼びかけ、イベントを締めくくった。
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===ライターのひとりごと===
本作は、「村」という閉ざされた世界を舞台に、同調圧力や格差社会、貧困、道を誤ったら
這い上がることが困難な社会構造の歪みといった、現代日本の闇をあぶり出す
サスペンス・エンタテインメント。横浜が、ダークサイドに堕ちた青年の優を演じた。
横浜と藤井監督とは6度目のタッグ。
『新聞記者』(19)や『MOTHER マザー』(20)など意欲作を世に送りだし2022年6月に
亡くなったスターサンズの河村光庸プロデューサーが手がけた最後の作品となった。
藤井監督は
「スターサンズという僕を育ててくれた映画会社の作品。
責任がすごくあって、押しつぶされそうになった瞬間も
あったけれど、ホン(脚本)づくりの段階から流星が
励ましてくれました」
と横浜の存在に支えられたと話す。
親が起こした事件の汚名を背負いながら、小さい村で
希望のない日々を送る片山優役を演じた横浜は
「渾身の作品が完成しました。一人でも多くの方に届くこと
を願っています」と挨拶。
さらに他の共演者陣も、横浜の気迫に驚いたと口を揃えた。
自身の撮影後に現場を見学していたという美咲の弟である恵一役に扮した佐間は、
「集中力がすごくて、何時間もシリアスなシーンを撮っていても、終わるまで弱音を吐くこともなく、
ずっとピシッとした顔でやっていらっしゃった。すごいなと思った」と横浜の役者力を尊敬しきり。
優と敵対する透役を演じた一ノ瀬は、
「悪役ですが、見る人が見たら“本当に悪い奴なのか?”と思わせることができるといいなと
思いながら演じていました」と自身の役作りについて語った。
山下は
「言葉の壁を超えて『いいものを作りたい』という結束力が生まれていた現場でした。日々学びの多い
現場だった」と充実の表情を見せた。
最前線で指揮を執った福島第一原発の所長(吉田昌郎所長)
役を演じた役所は、本作への出演について
「実際に起きた福島の原発の事故とか、福島で家族を亡くした
方々がたくさんいる中で『これをドラマにしていいんだろうか』
という思いで躊躇しました」と告白した。
とにかく『あの日、あそこの中で何が起きたのかを伝えるべきじゃ
ないか』という増本プロデューサーの熱い思いを受けて出演を
決断したことを打ち明けた。
ジェハン監督は、みんなが団結するためには一緒に食事をすることを大切にしたと語る。
日本と韓国のスタッフが集った1、2月の寒い時期の撮影現場に笑顔をもたらしたのは、温かい
食べ物だった。
山下からの温かいラーメンの差し入れに山本も新木もスタッフ全員が「おいしかったぁ~」と
大感激だったそうだ。
また、新木は毎日1つは韓国語を憶え、それを現場で使うようにしてスタッフたちとの交流を
はかるようにしていたという。
1、2号機の原子炉の当直長役を務めた竹野内は
実際に起きた事故を描いた作品に出演する上で、心がけた
ことについて
「極限状況下において、当時の作業員の方々の精神状況は
想像をはるかに超えるものだと思います。
頭の中ではわかっていても、自分に問いかけても答えが出ない
シーンばかりだったので気持ちだけは大事にしていこうと思って
いました」と述懐。
また、役所との共演を振り返り、
「役所さんとのシーンは少なかったのですが、受話器越しから
聞こえてくる声だけで、何か引っ張られるものがすごくあって、
助けていただきました」と振り返った。
姉妹の姉・小出恵子役を務めた山崎は
「私は人見知りで、どう皆さんと関係を作ればいいのかわからずにいました。役柄のうえでは
それで良かったのかなと思います」と説明する。
妹の久美子役を務めた柚穂は
「間違えることもありましたが、周りの皆さんが優しくサポートしてくださいました」と、笑顔で語った。
磯村は
「現場の雰囲気がとにかく温かかった。優しい空気が流れて
いました」と撮影時を振り返った。
雨続きの撮影期間で、生田は、
「『渇水』という映画で、撮影中ずっと雨だった(笑)。原因が
生田斗真だったんじゃないかと…」と苦笑する。
雨ばかりで撮影が進まないので山﨑と柚穂がてるてる坊主を
作って髙橋監督に渡しており、そのてるてる坊主を髙橋監督が
披露した。
高橋監督は
「台本に挟んで『今日は晴れるぞ』と思いながら撮影に臨んでいたことを明かした。
雨男の生田が山﨑と柚穂に「ごめんねぇ~。雨男パワーがゴリゴリに勝っちゃって。申し訳ない」
と平謝りだった。
姉妹の母親・有希役を演じた門脇は「最後まで役がつかめなかったです」と困惑の表情を見せ、
「(山崎と柚穂の)2人が日々姉妹のように仲良くなって、現場でも二人きりでいました。姉妹で一緒に
遊んでいるシーンで、2人の小さい背中が夏の日差しに照らされている様子を見て胸が苦しかった
です」と話した。
最後に生田は
「(山﨑と柚穂という)2人の新しい時代の女優さんを発見してもらう映画だとも思うので、
彼女たちがいろんな感情を爆発している瞬間を目撃してほしいです」とアピールし、
「一つ一つをフィルムに刻んでいく映画を観るのは貴重な経験になると思います。
ぜひ楽しんでください」とメッセージを送った。
今作は16㎜フィルムで撮影されており、門脇は
「フィルムでの撮影はテンション上がりました。監督の温かいお人柄が充満している現場で、
仕上がった映画を観ても監督のやさしさが伝わります」とコメントした。
森次は自身が演じたシーンで劇中、赤い老眼鏡をサッと掛ける場面が用意されていた。
67~68年にかけて放送されたTBS系「ウルトラセブン」の主人公・モロボシ・ダンが
セブンに変身するときのイメージで装着したことを明かし、野田監督は
「モロボシダンが歳をとると、こういう(変身用の)ウルトラアイの使い方をするんだろうな
という感じで演じてくださいました」と楽そうに話した。
サクラ役を演じた山口は認知症の症状が出始めている設定の難役だったが、
「サクラのようなボケ方だったら、認知症も悪くないかな」と前向きに語った。
娘役の田中は
「山口さんが演じるサクラがすごくチャーミングなんです。応援してるシーンや私を励ましてくれる
シーンは本当にひとつひとつの仕草がかわいい」とコメントした。
山口と田中はNHK朝ドラのヒロインの経験者で、山口は71年の「繭子ひとり」、田中は97年の
「あぐり」。
また、多くのベテラン俳優たちとの共演で、「私もこんなにすてきな歳の取り方をしたいです」と話した。
https://otonanajimi-movie.jp/
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
5月5日より全国公開
取材・撮影 福住佐知子

映画『銀河鉄道の父』の都内で行なわれた完成披露試写会をリポート。
舞台挨拶にキャストの役所広司、菅田将暉、森七菜、豊田裕大、坂井真紀、田中泯と
メガホンを取った成島出監督が登壇してクロストークを繰り広げた。
https://kousokudouro-kazoku.jp/
優しい人柄があふれ出たチョン・イルさん。
そんな姿に触れられたファンは幸せですね。
来日が出来るようになってほんとに良かった。
[4月15日アップ]
4月21日より全国公開
取材・撮影 福住佐知子

映画『ヴィレッジ』の都内で行われた完成披露イベントをリポート。
主演の横浜流星、共演の黒木華、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、作間龍斗(HiHi Jets)、
古田新太と、メガホンを取った藤井道人監督が舞台挨拶に登壇してクロストークを
繰り広げた。
質問するために壇上に上がった5人のファンに自身からのプレゼントであるハンカチを手渡した
チョン・イル。
フォトセッション時にはアクシデントで倒れたパネルを自分で持って写真撮影に応じたり、笑顔で
大サービス。その人柄の良さで会場を魅了した。
今後の目標について聞かれると
「私は俳優を始めた当初から目標は変わっていません。まず柔軟性のある俳優でありたいということ。
そして、当然ですが演技のうまい俳優でありたいということ。それに、みなさんに良い影響力を与えられる
俳優でありたいというのが目標です」と力強く語った。
チョン・イルは自身が感じる“幸せ”について
「若い頃は、自分が他人からどう見えるか?自分に対する他人の評価がどうであるか?という
ところに幸せを見出していたかもしれません。
でも今は、まず自分を愛し、自分を顧みることが大切だと感じています。だから、全く知らない他人と
過ごすよりも自分の時間を持ち、自分自身に近づいていくことに楽しみを見出し、幸せを感じるように
なったと思います」と語った。